夢に出てきそう

正式名称はビバンダム

マスコットキャラクターといえば何も日本で生み出されたものばかりが有名ではありません。世界的に人気を博し、見たことはあるけど名前は知らないといったケースもある。赤鼻のアフロ姿な人はそれこそ名前を知らないなんてどんだけ世情に薄いんですかと、そういう批判すら出てきますが、このキャラクターに関して言えば名前を知らなくても無理は無いでしょう。フランスのタイヤメーカー『ミシュラン』から誕生し、現在はミシュランガイドとして名のある飲食店を選出していることでも有名な公式キャラクター『ミシュランマン』についてだ。

この名前なら何となく想像付く人もいるでしょう、全身が例えるならマシュマロを重ねたような姿をしていて、ふくよかな白い身体をしているのが何よりの特徴です。そんなミシュランマンですが、これが名前ではなくきちんとした正式名称が存在していた。本当の名前は『ビバンダム』と呼ばれ、公式もこの名前を容認しているのです。ですがアメリカや日本といった世界各国ではミシュランマンの方があまりにも有名になりすぎてしまい、事実上ビバンダムという名を知っていた人は相当のマニアだということだ。

筆者も今回調べるにあたって初めて知りましたが、このキャラクターが誕生した経緯を調べるにあたって思ったのは、子供の頃に真実を知らなくてよかった、そう思ったものです。

ゆるキャラが好きな方へ

全身ミイラ男かと

今でこそ可愛らしい(?)顔をしているミシュランマン、時折ネタで表情こそ変えていないが暴力的な行為を顔色一つ変えずに無双しているというような立ち振舞をする絵を書いている人もいるが、それはまぁ良しとしてもだ。ミシュランマンことビバンダムがどのようにして誕生したのか、その経緯を調べてみるとメーカー側、ミシュランがフランスのリヨンにて博覧会が開かされた時にブースを出展したのです。

世界初の自動車タイヤ、現在まで広く使用されているゴム製のものを開発した業界最大手の1つで、一番の老舗でもあるミシュランの創設者、ミシュラン兄弟がいました。博覧会に出席した弟のエドワール、彼がタイヤを積み重ねていた物を見て思ったのは、腕をつけたら人間になるのではないかと兄であるアンドレにいった瞬間、ミシュランマンの誕生へと奔走することになる。

それからあらゆるデザイナーたちとの変遷、そして浮かんでくるアイディアの下で誕生したが、当時の姿は今でいうところの可愛らしさというよりは、モンスターらしい恐怖さが感じられる仕上がりになっている。それこそドラ○エのピラミッドに出没するミイラ男さながらのようだ。

変遷を繰り返していき、

現在のミシュランマンに誕生するまで、相当の時間を要したのも知っている人は知っています。というのも、ミシュランというメーカーは日本でいうところの明治時代頃から存在している企業で、まだ創設して間もないころにミシュランも誕生していた。そのため年齢は110歳とかなりの長命であり、そして同企業における看板としても知られているのが納得できるはずだ。

しかし可愛らしさの欠片が何処にもない、それこそ棺が側にあったら連れ込まれて閉じ込められて埋没させられてしまう、なんて事になりかねない恐怖心が駆り立てられます。そこまで言うかと思いますが、現在殆どの人が認知しているミシュランマンが誕生したのは1998年のこと、それまで幾度も容姿が変わっていっているので今と昔とでは似ても似つかなかった。愛嬌のある姿をしている今と、トラウマ物に近い姿で襲われると死亡フラグが立ちそうな昔を知っているといないでは、印象の持ち方は全く異なるはずだ。

そんなミシュランマンが変遷していったのも納得できるはずだ。

身体が白い理由

ちなみに身体が白い理由についてですが、かつて自動車のタイヤは白いものが普通だったのです。今でこそ黒という印象が強いですが、その頃はまだ炭素を付加させてゴムの強度を強くするという手段が確立されていなかったためなのだ。その流れでミシュランマンも身体が白いのですが、そこにも一種の怖さが現れている感が否めません。

なんというか、マスコットキャラクターといえど企業のイメージを宣伝するばかりではなく、別の意味で印象を遺してしまっているのだからそれはそれで成功例なのかもしれません。

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タイヤメーカーというよりは

経緯はともかく、ミシュランマンがミシュランの代表的なマスコットキャラクターとなっているのは紛れもない事実です。その点は誰であろうと否定することは出来ません。ただタイヤーメーカーと言うよりは料理の美味しい店を紹介してくれる企業、といった印象を持っている人のほうが圧倒的に多そうではある。筆者もそこまで詳しく企業について知っていたわけではないが、タイヤを取り扱う老舗と言われてもいまいちピンと来ないからだ。

タイヤを積み重ねて完成したミシュランマンの原型も、もはやタイヤというよりはホイップクリームが擬人化して出来たような見方すら出来るくらいに、自動車業界の一端を担っているなどイメージとはかけ離れていると思われても仕方がないかもしれません。

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