工業系の企業が創りだしたキャラ

ハイスペック過ぎるダイハツのマスコットキャラクター

マスコットキャラクターという存在は中々のキーマンだったりします。創作作品の中にもそうしたマスコットキャラクターを登場させることによって場を和ませたり、グッズ化して大儲け、なんて算段まで計画できたら万々歳だ。露骨すぎる話かもしれませんが、意外とそういうものです。その分だけマスコットキャラクターの人気を上げようと画策することもありますが、認められれば経済効果は期待できる数値となります。

だからといって全てのマスコットキャラクターが成功しているとは限りません。このマスコットキャラクターもその1つ、ダイハツが創りだした『カクカクシカジカ』というキャラクターを覚えている人がどれほどいるでしょうか。ダイハツのCMで一時期は全て出演していた定番と化していましたが、可愛かったかと聞かれたら少しだけ疑問も出てきます。このキャラクターの場合、可愛いというよりはハイスペック過ぎるという印象が特に強いからだ。

ダイハツ自動車のイメージキャラクターとしても

カクカクシカジカはダイハツが生産している自動車シリーズ『ムーヴ』の宣伝キャラクターとして誕生しました。ダイハツの自動車は何かと前衛的な自動車を作り出しているイメージを持っている。というのも、現在発売されている小型車であるのに内部は広々で人気を博している『ウェイクシリーズ』も作り出しているからだ。それもそうだ、ドライブ先でゴルフを楽しむため、ゴルフバッグを積み込もうとしている主人公が自身の自動車の天井をバッサリと切ってしまうのだ。そこへ弟らしき人間がタントを見せて広々車内を見せて驚かせる、といったものになる。CMだからこそ出来る芸当ですが、リアルにゴルフバックを積みこむためだけに自動車を切るなんて正気の沙汰ではないのは言うまでもない。

そんなダイハツのムーヴを売り出すために考えだされたカクカクシカジカですが、そのプロフがマスコットキャラクターについて少し見ていこう。

カクカクシカジカのプロフィール

カクカクシカジカは見た目通りシカで、その詳細なプロフィールについて調べてみると、実は主な情報は全くといっていいほど公開されていないのです。それもそのはず、当時はイメージキャラクターとしてムーヴのためだけに考えだされたキャラクターでしたが、その後人気を集めていき、いつの間にかダイハツのイベントでも取り扱われるようになっていったという経歴から、その場限りの役割だけしか考えられていなかったようです。

よって、詳細なプロフィールというものはありませんが、色々調べてみるとシカらしからぬハイスペックな能力を秘めていることが判明するのです。

モノ書きとしてもそうですが、フランス語が話せるというのは地味に凄いです。世界的な公用語として将来的に覚えておきたい言語の1つですが、日本人がフランス語を覚えるとなったらそれこそ血の滲むような努力を10年程度していかなければ習得できない、なんて皮肉が言われるほどだ。フランス語の授業を何となく履修してみたら難しすぎて嫌いになった、なんて友人もいたのでそれだけで無性に尊敬してしまう。

怖いもの知らず

またこのCMがどうして人気を博したのかと言う点を考えてみる、キャラクターとして可愛らしいからといえば納得する人もいるでしょう。ですが見た目などを考えても一般的な愛らしさが本当にあるかは疑問に残るところだ。

何せ公式のCMでは痛車を痛烈に批判するという諸行を行ったこともあったらしく、いくら企業とはいえど怖いもの知らず過ぎるだろうの一言に尽きる。他にも今では大手動画投稿サイトにまで発達したニコニコ動画を意識したCMや、おまけに公式が彼のCMのためだけにユーロビートの作曲を行うという力の入れようだから、逆にすごすぎて笑えてきてしまう。そういう意味では企業もやることがかなりエグいを通り越して、尊敬の念を抱いてしまうのは筆者だけだろうか。

マスコットキャラクターの存在感

カクカクシカジカのようにマスコットキャラクターとして生み出されるも、そこまで重要な立ち位置として扱われることはなかったものが途端に、企業にとって重要なイメージキャラクターとして認識される事もあります。中にはいつまで経っても公式から認められることもなく、ただただ自分がしたいことをしている非公式マスコットキャラクターなんかもいるほどだ。

過去これまでの事を考えても一番の成功例は『ふなっしー』でしょう。筆者はキャラこそ知っているが詳細については知らなかったので改めて見てみると、これまでの軌跡に戦慄を覚えた。自発的に千葉県を盛り上げようとして公式キャラクターにしようと奮起するも認められず、それでも地道にインターネット上の動画サイトなどで活躍していたふなっしーは、一躍大ブレイクを果たす。その経済効果はなんと800億円ともいわれるほど、ここまで来ればもう認められているだろうとおもいきや、いまだに千葉県から認可すらもらえないという。何処まで経っても不憫すぎるが、千葉県にすればふなっしーの存在そのものについては認めているとのこと。

また芸能人の中には好きすぎて月に100万円ものお金を使ってでも関連グッズを手に入れるというような、もはや狂信者的な存在までいるほどだ。ここまで来ると逆に褒めたくなりますが、その分だけ異様さが際立ちます。

マスコットキャラクターとしての立ち位置

ただマスコットキャラクターだからといっても、やり過ぎは批判の対象となります。今はリアルに発言を意識しなければならない時代となっているので、芸能人たちもコメントの一言一句に気を使っているほどだ。企業としても面白いからと、それだけのインパクトを持たせて説得力をもたせようとする、そんな意図があるのかもしれませんが、物議を醸す展開になったりもします。

これまで考えだされてきたマスコットキャラクターは多いですが、何かしらの騒動に巻き込まれた、なんて話も度々耳にすると少しばかり同情的になったりしてしまう。

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